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【金足農業・吉田投手】圧巻のパフォーマンスとピッチャーの選手生命を考える

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大阪桐蔭と優勝で幕を閉じた今年の甲子園。本当に強かったですね!あれだけ高かった前評判に違わぬ圧倒的なパフォーマンス。しびれました。

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そして何といっても、今大会は同じ東北人として準優勝まで登りつめた金足農業の活躍には感動させられました。決勝戦の昨日はジムでも金足農業の話題でもちきりでした。

 

www.youtube.com

 

今回の準優勝に辿りつくには劇的なスクイズ、勝負強さはさることながら、やっぱりエース吉田輝星投手の活躍なしでは語れません!ピッチングだけでなくフィールディング、高校生離れしたマウンドでの落ち着き、インタビューでの発言...本当に素晴らしいアスリートです。そんな吉田投手の活躍を見ていると、いち野球人として、トレーナーとして考えさせられることがありました。

 

1, 吉田投手の将来を思わずにはいられない”1517球”

色々なメディアで取り上げられているように、吉田投手は秋田県大会から甲子園決勝で途中降板するまでを一人で投げ抜いてきたといいます。これは並大抵のことではありません。

www.nikkansports.com

 

吉田投手は秋田県大会から数えると、今年の夏日本一多くの投球数を投じたピッチャーであることは間違いないでしょう。吉田投手へのリスペクトとともに、この連投が彼の選手生命に大きく影響したり、野球人生を縮めてしまっているのではないかと思うといたたまれない複雑な気持ちになります。

 

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アメリカでは「105球まで!!」

日本の高校野球では投球数や休息日の決まりはありません。一方のアメリカのメジャーリーグでは、未来ある子供や若い投手の肘や肩を守るために「ピッチスマート」というガイドラインを発表しています。

m.mlb.com

 

これによれば、吉田投手の年代に当たる17-18歳ではこのように定められています。

 

<17-18歳のピッチャーのガイドライン

①投球数の上限 →1日に105球まで

 

②投球数に応じた確保すべき休養日

・30球まで:休養日0日

・31〜45球:休養日1日

・46〜60球:休養日2日

・61〜75球:休養日3日

76球以上:休養日4日以上

 

これを見ると、吉田投手の投球数は1日あたり105球の目安を大きく超えていることは明らかですし、休養日も足りているとは到底言えません。吉田投手のパフォーマンスには本当に感服します。だからこそ、選手の体を守る仕組みづくりは勝敗やドラマを抜きにして必要不可欠だと思わずにはいられませんでした。

 

2, 吉田投手圧巻の「ギアチェンジ」

吉田投手のピッチングを見ていると、135~140km/hのストレートと最速150km/hに近いストレートのいわば2つのモードを使い分けているように見えるほど、「ギアチェンジ」する場面が多く見られました。

www.sponichi.co.jp

 

また、準決勝の相手・日大三高の高木選手はインタビューで「今まで見てきた138キロと吉田の138キロは質が違う。こういう投手がプロに行くんだなと思った」と語っています。球速を抑えたストレートでも素晴らしい球質だったのでしょう。

www.sponichi.co.jp

 

球速とウェイトトレーニング

ブログの前半で取り上げたビデオ内でも取り上げられていますが、入学当時の彼の最速は128キロ。球速を上げるための取り組みの一つとしてウェイトトレーニングを取り入れていたと語られています。

 

ウェイトトレーニングはピッチャーの球速アップを目指す上でとても重要です。投球動作と筋力、筋肉量の関係を研究した論文によるとこんなことが明らかにされています。

除脂肪体重および筋肉量は投球スピードを決定する要因の1つである

上腕や肩などの近位部の筋力や筋肉量を向上させることで、投球スピードを改善できる可能性がある

・投球動作では下半身の筋力が重要な役割を果たしている

 

〜「投球速度と筋力および筋量の関係」より〜

http://waseda-sport.jp/paper/601/abs601.pdf

 

スピードアップだけでなく傷害予防にも繋がることを考えれば、ピッチャーがウェイトトレーニングをしない手はないと考えています。

 

ウェイトトレーニングや技術練習でマックスの球速が上がれば、そのぶん抑えをきかせてもよりスピードのあるボールを投げられることが考えられます。マックス140キロの投手が投げる138キロよりも、吉田投手のようにマックス150キロの投手が投げる138キロの方が少ない努力度で投げられているはずです。

 

球速自体を伸ばしたいピッチャーはもちろん、試合の後半でパフォーマンスが落ちてきたり、イニング数が重なると球速が伸びてこない投手にもウェイトトレーニングは役立ちます!吉田投手のトレーニングメニューやフィジカルテストの数字などはわかりませんが、相当な身体能力を持っていることは間違いないでしょう。

 

www.asahi.com


甲子園で活躍した選手たちが多く選ばれているU18アジア大会の日本代表チーム。大阪桐蔭の選手たちをはじめ、金足農業の吉田選手もメンバー選出されています。豪華メンバーの代表戦が見られる楽しみよりも、正直吉田投手にはゆっくり休んでもらいたい思いでいっぱいです。

 

高校野球が終わると夏が終わるような気がして名残惜しいですが、今年もたくさんの感動をもらった甲子園でした!

 

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君塚 豪(Go Kimizuka)

NSOスポーツジム

ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ 

パーソナルトレーナー

 

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